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仕事「仕事ができる人は、寝る」

私は起業する前、IT分野で3年のシステムエンジニア、メーカーで組み込み系エンジニア8年働いてきました。
今は起業して10年になります。

仕事にもよりますが、デスクワークや運転が中心の仕事だと眠くなることがあるかもしれません。
眠気は強敵でこれに勝てる人はいないです。
人によってはエナジードリンクで大丈夫などと言いますが、わざわざ体にどうかと思うものをとって目を覚ます必要はないです。
もっとも私も30代の頃はエナジードリンク大好きでしたが。

眠くならないためには、寝ることです。
当たり前のことですが、非常に大事なことなのでお伝えします。

私はとても不器用です。
人より理解が遅く、覚えるのも苦手です。
基本的に人より能力が低いと思っています。
だから持てる時間を使って数千冊の本を読み、人や社会を観察して経験して答えを見つけようとしています。

それでもメーカーでは認めていただき、開発だけでなくリクルーターから、技術営業として国内、海外に出張し、自分の思うように面白いように働くことができました。

そして今では起業して10年ビジネスを続けてきています。
次のことを叶えることができました。

・毎日の自由時間(仕事に使う時間は最長で1日5時間くらい。2,3時間くらいの日も多いです。)
・家庭をもちながら、欲しいものを買うことができるくらいの収入があること
・ストレスがあまりない状態

そのためには方法がいくつかありました。
そこで実践してきたこと、気づいたことについてお伝えします。

仕事「仕事ができる人は、寝る」

睡眠をとる

職種にもよりますが、デスクワークや、車などの運転が中心で人と話すこともあまりない仕事の場合、眠くなってしまう、ということもあると思います。

あと、つまらない会議も眠くなりますね。
出ても仕方のない会議なら寝ている方が良いかもしれませんが、それなら出ない方がいいです。

睡魔というのは、恐ろしいもので、デスクワークなら寝てしまっても死亡事故にはならないと思いますが、車の運転などにもかかわる場合は、睡魔というのは、死に直結するほど危険なものです。

私の後輩なども寝不足で車の事故を起こした人もいました。
特に若い時に多いかもしれません。無理をしてしまうからです。

死亡事故につながらないとはいえ、デスクワークにおいての睡魔は仕事の効率を著しく下げてしまいます。

夜遅くまで仕事をして、睡眠不足になって昼間の仕事が効率悪くなって、仕事が終わらなくてさらに夜遅くまで残って・・となる悪循環だけは避けなければなりません。

若いうちは、無理がきく、なんていいますが、眠いものは眠いのではないでしょうか。そもそも、徹夜を連日するような状況というのはそれほど多くはないと思いますし、逆にそれが日常でしたら、どこかを見直す必要があります。

結論から言いますと対策は、

「睡眠をとる」

というだけです。

ベストな睡眠時間は人によって違う

睡眠時間

「眠ければ寝ればいい」

そんなことは誰だって知っています。
でも、わかっていないのです。

自分にベストな睡眠時間は何時間でしょうか。

仕事の時間に眠くなってしまう、という場合、その自分の必要だと思っている時間が実は足りていないということもよくあります。

4時間もあれば足りる、という人もいれば7時間必要、8時間必要・・それぞれ異なります。

一度どの時間がベストなのか、実験をしてみると自分に合った時間がわかります。
5時間半、6時間、6時間半、7時間、7時間半、8時間、など30分刻みが良いです。
(冬は実験にはあまり適しません。寒いと布団から出たくないとか、いろいろ別の理由が出てきます。)

すっきりする時間というのがあるはずです。

私の場合は、7時間~7時間半がちょうど良かったです。
今は7時間半とっていますが、少し多いのかもしれません。

私も10代、20代のころは6時間あれば十分だと考えていました。
そうすると実際は6時間以下の睡眠時間になってしまったりすることで、翌日の仕事が眠くて、エナジードリンクを飲むなどして眠気と戦う、という無駄な戦いをしていました。
エナジードリンクは、気合いをいれるためにもよかったのだとは思います。

しかしわざわざ、睡魔という敵を作るメリットはありません。

7時間半は、確かになかなか、取りにくいと思います。
そんな寝ている時間はないという人も多いでしょう。

ただ、一度試してみてください。
私は睡眠時間を削って仕事をすると極端に仕事の効率が落ちます。

無駄な時間を徹底的に削って、7時間半をとるようにしたところ、素晴らしく快適に仕事ができるようになりました。仕事のスピードも段違いです。
なんで、今までこんなことに気づかなかったのかと思ったくらいです。
いままで、どれだけ損してきたのかと。

学生の時から知っておきたかったです。

夜更かしはまずい

夜更かしはまずい

私がメーカーに勤めていた時には、夜22時頃に家に着き、なんとか夜23時半くらいまでに寝て、朝6時に起きるという形でした。

それまでは家に帰ってから眠るまでの時間がもっとあったりしましたが、とにかく睡眠にあてるようにすることがコツです。どこの時間を削られるかを考えました。

多くの場合、帰宅してから寝るまでの時間が長いことが多いです。

今は、いろいろな映画などのコンテンツがあります。
人によってはオンラインゲームなどかもしれません。

そのため家に帰っても食事しながら映画を見ていたりするとついつい、夜中になってしまうこともあるのではないでしょうか。
おまけにテレビとは違い、ほぼ無限にコンテンツを何本でも見る環境が整っています。
それでも、決めた時間には何がなんでも寝るようにします。

睡眠の怖いところは、「多少寝なくても大丈夫かな」と思って夜更かしをしてしまうところです。

仕事が終わっていなくても決めた時間までに退社する

退社

夜遅くまで仕事をする場合でも時間を区切ることです。

これは在宅でも同じです。

そのために仕事が途中でも帰宅、終了にします。

もちろん、突発的な仕事で翌日が納期だという場合はそうはいかない時もあるかもしれませんが、絶対にこの時間までには出なければならない時間というのを決めるのです。

その時間がきたら誰が残っていようと帰宅する。
他の記事に書きましたが朝7時など早めに出社するというスタイルです。

なかなか、周りの人が残っていると帰宅しにくいことなどもあります。
ただ、自分に必要な睡眠時間は人によって異なりますし、それが、翌日の仕事の効率に大きくかかわります。
結果で勝負です。

周りの目をみて仕事をするというのは自分の仕事ではありません。自分のスタイルを見つけて、自分の考えられる最高の結果を出せるようにします。
そのために帰宅するのです。

睡眠時間は、短いことが多いです。短いというのは、自分が必要だと思っている時間が、本当に自分に必要な時間より短いのです。

この睡眠時間については、何度でも伝えたいくらいです。

頑張っている人ほど、睡眠を削って仕事をして、仕事の効率が落ちて・・ということになりやすいですので、見直してみてください。

それに気づくと、睡眠不足で仕事をするなどできなくなります。

普段、睡眠をとっているとトラブルに強い

トラブルに強い

仕事をしていると突発的なトラブルも起こり得ます。
そうしたときにも、普段、睡眠を十分にとっていると強い面があります。

その突発的なトラブルのために、深夜や翌日まで帰宅できないということも起こり得ます。
そうしたときにも、普段、睡眠をとっていると無理が効くのです。

もともと、普段から睡眠をとっていないくて、限界の状態で働いている人はそれ以上の無理ができません。

これは私が働いているときも感じたことです。

翌朝まで対応しなければならないことがあっても、普段、睡眠を十分にとっていれば別に朝まで働いてもシャキッと働くことができるのです。

人としてのバッテリーというのは目に見えませんが、案外、そういうバッテリーというようなものはあるのかもしれません。

必要な睡眠を減らすコツ

草食

これは書かなくても良いかと思いますが、一応、裏技として書いておきます。
人によって必要な睡眠時間は違うと最初に書きました。

実は睡眠時間を減らすコツというのもあります。
それは食べ物にヒントがあります。

睡眠時間が4時間など短く済む人はいます。
そういう人は基本的に少食で、割と玄米菜食的な食事が多かったりします。

そういったものが好きな人は仕方ないですが、肉や油、それとご飯を中心としてガッツリ食べる人は体がそれらを消化するためにフル活動しなくてはならなくなります。

以前の私も肉や油とご飯が大好きで、昼や夜の時間になったらガッツリ食べていました。
食べたいかどうかではなく、その時間になったら必ず食べるという状態でした。
そのために睡眠もたくさん必要になっていたのだと思います。

一日三食ガッツリ食べるというのは健康そうですが、人ってそこまで食料が本当に必要なのかなという部分はあります。

昔の人はそんなに食べていなかったでしょうし。
飽食の時代と言われますが、牛丼屋などのチェーンが安く食事を提供してくれますので、少しのお金で誰でもお腹いっぱいになれます。

今は私も実験中ですが、基本、一日の食事は一食にしています。
間食として、無塩のナッツ類を少し食べることもあります。

車の燃費の変化

ガソリンスタンド

人の体とモノを比較する必要はないのかもしれませんが、ご参考までに。

車だって、走行距離が少ない方が痛まないです。
もちろん、パッキン類(ゴムやブッシュ)は仕方ないのですが、年数が経って走行距離が増えると故障が増えます。人も同じだと思います。

ガソリンスタンドの数は、1998年には56,444件あったのに、2018年には30,070件になったそうです。
参考 eneos

20年で約半分になったことになります。
この流れは、世界的におきています。
イギリスも1975年には日本と同じく約3万件あったのに、減り続けて1万件以下になって落ち着いています。

この理由は恐らく、自動車自体の燃費がよくなったからかと考えます。
国内のデータになりますが、1995年頃には平均の燃費が12km/リットルでしたが、2020年だと22km/リットルくらいで落ち着いているようです。
これ以上はガソリン車はあまりよくはならなそうです。
参考 1995年データ 日本自動車工業会
参考 2020年データ 国土交通省

燃費が倍くらいによくなることで、ガソリンもあまり必要とならなくなってきていることがわかります。
同時にガソリンスタンドも減ることになります。

ちなみに日本の車の台数は1995年は約7000万台で、2016年頃は8000万台くらいで落ち着いています。

つまり、車の台数はほぼ減っていないにも関わらず、ガソリンスタンドだけが減っているということは燃費が影響しているという仮説はそれなりにあっていそうです。本当は車種別などの調査も必要かもしれませんが。

これは車の話ですが、人もそうなっていくかもしれません。

年数は仕方ないですが、その体をどのように使うのか。
別にあまり食べなくても健康でいられるのならばそれでいいです。

それにより、健康で、かつ活動時間を増やすことができ、おまけに食費が浮くという。

おまけの話でした。

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