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仕事「仕事のできる人は朝が早い、だが夜型もあり」

私は起業する前、IT分野で3年のシステムエンジニア、メーカーで組み込み系エンジニア8年働いてきました。

組織の仕事では、仕事ができる人もいれば、そうでない人もいます。
仕事ができる人たちを見ているとあるルールがあります。

それは、朝から始めるということです。
そのメリットについてお伝えします。
ただ、夜型(朝に寝て昼に起きる)もメリットは大きいので最後に述べます。

私はとても不器用です。
人より理解が遅く、覚えるのも苦手です。
基本的に人より能力が低いと思っています。

それでもメーカーでは認めていただき、開発だけでなくリクルーターから、技術営業として国内、海外に出張し、自分の思うように面白いように働くことができました。
そして今では起業して10年ビジネスを続けてきています。

そこで実践してきたこと、気づいたことについてお伝えします。

仕事「仕事のできる人は朝が早い、だが夜型もあり」

朝

会社によって仕事の始まる時間は違いますし、コアタイム(いなければならない時間)が決まっていたり、最近では在宅も増えています。
出社する場合でも、在宅でも通用するルールがあります。在宅の場合は、仕事を始める時間になります。

仕事のできない人は、なるべく遅く来て、なるべく遅く帰ります。

もちろん、親の介護があったり、家庭の仕事があったりして、早く来れない場合は別です。
また、自営業で自分ひとりで働いているならば、そういう働き方もあると思います。
評価するのは自分だけですので、どのようなスタイルでも自分次第です。

そうではなく、ある企業に就職して特に抱えているものがないという前提でお話しします。

行くのが遅く、帰宅が遅い方が、働きやすいという感覚はわかります。
夜の方が落ち着いて仕事ができるという人も多いでしょう。

ただ、会社などの組織で、始業時刻が決まっている場合は、

始業時刻ギリギリに出社するのではなく、1時間~1時間半早く行くことをお勧めします。

例えば、朝8時30分が始業時間だとすると、朝7時や、朝7時30分には出社するようにします。
そうすると、何が良いかと言えば、多くの場合、朝や営業時間前は他部署からの連絡や、お客様からの連絡もあまりないと思います。

つまり、朝の一時間、一時間半は、自分だけの仕事時間に使うことができるのです。
早く行って、早く帰る方が良いでしょう。

私もメーカーの時には始業時間が朝8時30分でしたが、前日がどれだけ遅くても朝7時前には出社するようにしておりました。
最初は早く着いても自分の部署には入れなかったのですが、毎日行っているうちに、セキュリティカードをいただけて何時からでも出社できるようになりました。

早く出社するからできることがある

全体

このときにおすすめする仕事の内容は、

1.一日と一週間の全体の予定を確認

することです。

他の記事で、仕事は全体像を眺めてから進めると良いということをお話ししました。

朝の人が少ない時間だからこそ、集中して進めることができます。
営業時間を過ぎれば、問い合わせやら、打ち合わせやらが来てしまい、一日の予定を確認といってもなかなか難しくなってしまいます。

その次にどんな仕事をするかは、まさに自分が今、片づけたいと思っていることが良いです。

2.メールの確認と返信

朝ですので、いくつかのメールなども届いているかもしれませんので、そういった対応をすませてしまうということも良いでしょう。

内容にもよりますが、届いているメールなどの対応は、割と時間のかからないものも多いでしょうから、それらをどんどん片づけてしまって、最初に勢いをつける、というようなこともできると思います。

また、関係部署やお客様からの問い合わせの場合は、それに対応しておくことで、お客様も早い対応をしてくれたという印象をもってもらえることもあります。
つまりお客様が出社するより早く返信しておくことができるわけです。

社内の関連部署からの問い合わせも同様の効果が見込めます。
何か確認をしたくてメールをしているわけですので、その対応を行うことで社内における、仕事全体のスピードが上がります。

残業代がつかないから良い

残業代

これは、会社によると思いますが、多くの場合、早く行ったところで残業代はつかないかもしれません。
だからこそ良いのです。理由はお話します。

朝に一時間早く出社して仕事をする方が、夜に一時間残って仕事をするよりも、回りからの心証も良いでしょう。

それに、定時後の一時間は案外ドタバタしており、自分の進めたい仕事をするというよりも片づけなければならないことをする、というようなことになりやすいのではないでしょうか。

一時間の残業代のような、小銭を稼ごうとするのではなく、もっと大きな視点で仕事を進めると、その毎日の一時間の積み重ねは、夜に残って仕事をする一時間の残業代よりも、のちのち大きな結果として返ってきます。

仕事の流れを早くすることで組織のスピードも早くしたり、お客様の心象もよくしているともなれば、その組織の価値をあげているのかもしれません。
そうすると、その組織の売り上げも上がる可能性もありますね。

始業時刻ギリギリに来る人が多い会社ならば、それだけで、頭一つ飛び出せると思いませんか?
それによって自分の昇給や昇進につながることや、仕事を進めやすくなるということもあります。

ただ、それを期待してはいけません。
それは伝わってしまいます。
自分は朝から行っているんだから評価されて当然だなどと思ったら、それは評価されません。
その点だけは気をつけてください。
あくまで、自分が仕事を進めるために行くんだという意識でいてください。

それに電車が遅れたりしても、余裕をもって出社することができます。

電車が遅れても遅れずに済むというのも大事なことです。
電車が遅れたからお客様を待たして良いということにはならないはずです。
いかなる理由でも自分の都合です。

ラッシュや渋滞を避けることができる

ラッシュ

在宅ワークの場合はあまり関係しませんが都心での電車通勤や、車通勤の場合は早めに出ることでラッシュや渋滞を避けることができます。

満員の通勤電車に乗るのは、それだけで精神をすり減らします。

また、車通勤でもそうです。

車は特にみんな殺気だっていますね。
始業時間に間に合わせるためだったり、現場への集合時間があったりするのでしょう。

そんなことに自分の体力を使って良いのかと思います。
スマホにバッテリー容量があるように、人にもある容量があります。

ラッシュやマナーの悪い渋滞時間になぜわざわざ合わせて特攻していくのか。
そこまでの価値のある行動とは思いません。

打ち合わせや出張でも早めに

遅延

最近は社外の打ち合わせでもオンラインで済ませることもありますね。
でも、直接会うときもあると思います。

そういった時、打ち合わせの時間に合わせて移動せざる得ない時ももちろんあります。
でも、朝は早めに動いておいた方が良いです。

打ち合わせ時間が10時からならば7時には近くのカフェについてそこで仕事の準備をしたり本を読んだりしても良いと思います。
それにより、その後の仕事に余裕を持った対応ができます。

出張先だと特に時間が読めないことや、電車の遅延などにあってしまうこともあります。

電車が遅れたので遅れます、というのは理解はしてもらえますが、心象はよくないです。
その日、連続して訪問先が決まっていると、一件遅れると後ろにもそのまま迷惑をかけてしまうこともありえます。
電車が遅れたのだから悪くない、なんて誰も思ってはくれません。

打ち合わせに遅れないということは、相手の時間を奪わないということです。

個人的には朝の日の光を浴びるのは何かチャージできるような気がします。

裏モード(夜型)

夜型

ここまでは、一般的なお話をしました。
組織に属して始業時間やコアタイムの決まった時間に働く場合は今書いてきたことをおすすめします。

ただ、自分で起業したり、クリエイティブな仕事をしている場合はもう一つ働き方があります。

それは、

明け方に寝て、お昼に起きるスタイル

です。

私も起業してからは10年近くそのスタイルにしていました。
朝5時に寝てお昼の12時に起きる形です。

私は仕事が夕方から夜までの仕事だったからそのスタイルができたということはもちろんあります。
業界によってはそういう形でも問題ない仕事も多いのではないかと思います。

仕事が23時くらいに終わるので夕食を食べて、0時くらいからまた自分の仕事をするのです。

特にこの時間帯は静かです。
結構、家や事務所でも集中して物事に取り組むことができます。

アイディアなども出るし、まさに自分だけの時間と感じることができます。
体調もとても良かったです。
この時間が一番集中できるという人もいますので、そのスタイルが許される業界ならばそれで良いかと思います。

裏モード(夜型)のデメリット

実は最近、この夜型はやめました。
夜型で困ることは特になかったのですが、やめた理由はなんとなく朝から起きていたいと感じたからです。

あえて困ることといえば、普通の人が活動している時間と違うので、夜中にずらすとどこにも行けなくなるということがあります。

電車なども昼間に動いていますし、お店も昼間に開いています。
お昼に起きてからだと夕方の仕事までの時間も短いのでどこにも行くことができなくなります。

朝から起きていれば電車も動いていますから、午前中にちょっと足を伸ばして江ノ島や高尾山、箱根などにぷらっといくこともできます。

そのため、私の場合は夕方から仕事があるから、ということでしたが、完全にフリーランスで働いている人ならばわざわざ朝から働かなくても夜中に働くという形でも良いと思っています。

他にも夜の21時くらいに寝て、朝の3時に起きるスタイルもやっていたことがありますが、明け方からずっとファミレスにいって勉強したりするには良いですね。

私は今の仕事が夜の仕事なのでその形がとれませんが、やめたら24時間のコワーキングスペースを使うなどして選びたい時間帯です。

多くの社会人の方は、出社時間なども決まっていますので、あまりフレキシブルに時間を動かすことはできまないかもしれませんが、これからはもっと働く時間も自由になっていくとみています。

今、24時間営業が否定されているところもありますが、人によって活動時間は異なるわけですからまた戻っていくと考えられます。

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