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地元を離れると故郷ができる

約50年近く住み慣れた関東圏を離れて、1000キロ離れた福岡に引っ越して7か月が経ちます。

映画を見たり、ドラマを見たりしたときに、渋谷や江の島の映像が出てくると、「あ、あそこは」と感じます。
やはり、自分の住んでいたところはいいなと感じるのは、離れてからです。

これは離れないとわからないものですし、離れるとわかるものです。

私が「やはり、渋谷はいいよなぁ」と言っていると、
妻から「あつしさんに、故郷ができたんですね」と言われました。

なるほど、と。

東京、神奈川、千葉、長野と基本、横浜の実家の近辺に住んでいるときにはそれほど感じなかったですが、1000キロオーダーで引っ越すと感覚が変わります。

よく、海外に住む人が、日本を離れると日本の良さがわかる、というのと同じことなのかと思います。

長渕剛の「トンボ」という歌の中に、
「死にたいくらいに憧れた花の都”大東京” 薄っぺらのボストン・バッグ北へ北へと向かった」
とあります。

長渕さんは、鹿児島出身ですから、きっと、まずは福岡(九産大ですし)、と東京に向かっていった思いがあったのかなと思いました。
(もちろん、歌の歌詞ですから、ドラマに向けて書いていたりすることもあるので本当に自分の体験があるかなどはわかりませんが)

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