日経新聞にこんな記事がありました。
労働移動 先進国の半分
日本の転職者2年で17%減 生産性向上を妨げ 22年労働白書
OECD(経済協力開発機構)平均の半分とあります。
ただ、この資料からしても日本は今後も、アメリカのようには労働移動は増えないのではないかと言えます。
アメリカが転職が多いのは想像できますが、意外とイタリアやドイツ、フランス、日本は横並びだったということに驚きました。
実際、ここ10年の推移を調べてみると、日本は確かに転職をする人は徐々に増えてはいるけど、ほぼ変化がありません。
若者ですら1~2%の増加率でした。
そう考えると、この先10年、20年経っても案外この傾向は変わらないのではないかと思います。
国民一人一人の性格や傾向は異なりますが、国全体としての「保守的な傾向」というのはそうそう、変わるものでもなさそうです。