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映画レビュー「鬼滅の刃 無限列車編」【安住の地の行先は地獄だと気づけ】

次の点についてお伝えします。

・この映画を見て得られること

(映画が伝えたいと思っていることを書くので、ネタバレにならないようには気をつけています)

私は、鬼滅の刃をアニメもマンガも見たことがありませんでした。
前提の知識ゼロの状態でも、「見て良かった。楽しかった。」と思う映画です。
小学生の娘も「楽しかった。またみたい。」と言っていたので、大人も子供も楽しめます。

「生き方」について語られています。
この映画を見てから、他のアニメやマンガを全部見ようかなとみているくらい、良い映画でした。

1分で読めるレビューですので、もしよろしければどうぞ。

映画レビュー「鬼滅の刃 無限列車編」【安住の地の行先は地獄だと気づけ】

鬼滅の刃 無限列車編

監督 外崎春雄
原作 吾峠呼世晴
脚本製作 ufotable

公式サイト

「鬼滅の刃 無限列車編」を見て得られること

安住の地にいると、ある瞬間は楽しい思いができるかもしれないけれども、それは地獄に向かっていますよ、ということを伝えているように感じました。

人は、その安住の地という夢から出たがらないと。
たとえ夢だとわかっていても、苦しい現実から逃げることができるのならば、夢から出そうとする人に対してなんだってする、それが人だと。

そもそも、今回の映画のテーマが、「無限列車」です。
列車というのは、本来、ある場所からある場所まで運ぶ乗り物です。

無限ということは、永遠に目的地につかないとも言えます。
そして、寿命を迎えるとき、何も変わっていない現実を見て絶望する。

その安住の地から出るには、安住の地にいる今の自分を殺さなければ出られない。

こういったことが描かれているのではないでしょうか。

もちろん、一緒に行った小学生の娘にはそういう風には見えてはいないでしょう。
私が見たからこういったことが得られるという感想です。

映画の制作側は、子供も見るだろうけども親も一緒にくるだろう、それならばただの子供向けにしてはならないというところもあったかと思います。

以前、どの作品とは言いませんが、子供向けの映画で、子どもにはこう見せておけばいいんだ、というような大人の意図が感じられる中身もうすい本当にひどい映画もありました。
むかしから有名だから、中身がなんであれ人は来てくれると。
でも、大人が見たとき、嫌悪感を描くような作品を作っては良いとは思いません。

話は戻りますが、鬼滅の刃は大人が見ても楽しめるようにするにはどうしたら良いのか、そして原作がある中でどのように描くのかはとても難しかったと思います。
初めての人でも楽しめる、よく知っている子供でも楽しめる、この作品を作った人達は見事だと言えます。

行って良かったと思える久しぶりの映画でした。

今さらながら、鬼滅の刃のアニメをAmazon Primeで見ています。(昔1話だけ見て、残酷そうで見るのをやめてしまっていたので)

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