人生

頭で考えるより「書きだす」と悩みも解決できる

これまで、数千冊の読書、メーカーのエンジニア、起業、学校法人とさまざまな分野で数十年にわたって得てきたことをもとにお伝えします。

今でも30年近く、年100冊以上(毎週4,5冊)購入して読書をし、買いたいものは大体購入でき、家族とも仲良く楽しく生活することができています。

悩みやすい人や、心配性の人には特におすすめです。
特に、悩むことが少ない人も、この方法を使うと、より「タイパよく」生きることができます。

「書く」ということは、実は、遠回りのように見えて、一番の近道です。
(ここでは「書く」としていますが、PCに打ち込むのでも、スマホに打ち込むのでもOKです)
では、どんなときに、どんなふうに書けばいいのかお伝えいたします。

悩み解決編「思っていることをそのまま書き出す」

実は時間がある時でも、時間がないときでもいいです。
他のブログにも少し書いたことがありますが、iphoneを使っているならば、「メモ帳」アプリを使うことをおすすめいたします。

電車の中などで、何か悩みごとがあるのなら、それをそのまま書き出します。
では、一つ例をあげたいと思います。

「最近知り合った人が、急に冷たくなった」

という例を考えたいと思います。

いろいろなシチュエーションがあると思います。
例えば、自分がアルバイトで新しく働き始めたとします。
そうすると、そこにいた先輩が、最初は普通に親切だったのに、翌日くらいから急に冷たく接してきたという例を考えたいと思います。

周りの同僚に聞いてもよくわからないと言います。
「確かに、⚪︎⚪︎さんには冷たいですね」と言います。

そうすると、何か、自分に原因があったことが考えられます。
しかし、そもそも、1日程度では、ほとんど接しておらず、話らしい話もしていない、ではいったいなぜ??

というシーンから考えてみます。では、一例として、試してみます。

**** 例 ****

自分が話したのは、ほんの一言、二言、何かを言ったというのは可能性として低いのではないか。
ただ、最初に見た時、「この人はなぜアルバイトをその歳まで行っているんだろう」と感じていた。(こういったことは、当然、言葉には出していません)

その先輩に、「何年くらい働いているんですか」と聞いた。
「⚪︎年働いているよ」と言われた。

この一言二言しか話ていない。
全く、普通のことを聞いただけなのに。

もしかすると、この「言っていない言葉」がどこかで(気持ち的に)伝わってしまい、「なんで、まだバイトやっているの?」のように感じてしまったのではないだろうか。

本人が、そのことは一番気にしているわけで。

とすると、謝るとか、そういうことではないが、自分が気持ちの持ち方を変える必要がある。
何年もなんでバイトを、と考えるのではなく、本人なりに意味があってバイトを行っている。
何より、何年も続けているということは、本人が真面目だからこそ続いているのだろう。

アルバイトが良いとか悪いとか、というのは、自分自身の考え方であり、同じ考えかたで考えてはいけない。何か、「アルバイト」の方が良い理由があるのかもしれない。

それならば、まず、相手のことを何年も働いていてすごいな、真面目だな、信頼されているんだろうな、という部分を見てそのように接しよう。

「なんで社員じゃなくてバイト」などという考えは意識に浮べないようにしよう。
なんでバイト?は、自分の価値観にすぎない。
それを押し付けるから、よくない。

言葉に出すか出さないかではなく、こういう想いというのはなぜか伝わってしまうことがあるから、そういうことかもしれない。

**** 例 ****

このように自分なりの仮説を立ててみる。

つまり、仮の答えまで導くことが大切です。

その結果、どのようになるか。
それでも、結局何も変わらないなら、その仮説が間違っていることになるので、再度検討し、それでうまくいったら、仮説があっていたのかはわかりませんが、めでたしめでたし、ということになります。

この「書く」ことの良いことは、「考える」と同じことを何度も考えてしまうのですが、「書く」と階段を一段ずつあがるように新しい考えまでたどりつくことができることが多いのです。

悩みがちの人にはおすすめです。

本当は、ビジネスに関することなどにも使えます。
それは、図を書いたりするのですが、基本は同じです。

要は悩みや考えていることを見えるようにすると、解決策がわかりやすくなります。

不安解決編「思っていることをそのまま書き出す(笑)」

さっきの「悩み解決編」と同じ答えを書いていますが、「書きながら」「ゴールまで持っていく」ことが大切です。

もちろん、最初から仮説が正しいとは限らないわけですが、いつも書いていると割とゴールまで行けることが多くなります。

では、よくある不安を一つあげてみます。

「もし、⚪︎⚪︎さんが、自分から離れてしまったらどうしよう」

では、一例を書いていきます。
あるカップルの男性の視点で書いていきます。(女性の視点はまた違うところにあると思いますので)

**** 例 ****

今の彼女に出会えてよかった。
本当に幸せだなと思う。

でも、もし、彼女が他の人を好きになってしまったりして振られたり、もしくは病気や事故にあったらどうしよう。
そんなことが起きたらとても耐えられない。

しかし、それを杞憂(きゆう)というのかな。
もちろん、起きないことは誰にもいえない。
誰かや何かを失うという気持ちは、耐えられないことは耐えられないだろう。

でも、もし、彼女が他の人と付き合うことになったとしても、それはそれで彼女の選択。
彼女が幸せになってくれればいいのだから、別にいいんじゃないかと。

で、自分があの子と別れたら、また新しい出会いがあるかもしれないし。
結局のところ、全てはご縁なわけで。

こうなったらどうしよう、ああなったらどうしよう、と考えることに意味があるものもあるけども、人との出会いについては、気にしても仕方がない。

その時はその時。
誰もいないところで、静かに泣こうかな…。

**** 例 ****

別れは、恋愛でも、夫婦でも、親子でも、ペットでも、さまざまな形で訪れます。
全ての人は、この世に生を受けたときから、その全ての人や動物たちと別れのカウントダウンは悲しくても、始まります。
それが嫌なら、誰にも出会わなければいいという考え方になります。

でも、初めから受け入れておけばいいわけです。

たまに、私もこのブログの中で書いていますが、「覚悟の法則」です。
自分が「覚悟」したことならば、まぁ、そんなに起きないし、もし起きてもまぁ、いっか、と思えるわけです。

自分が覚悟ができていないことがあると、その「覚悟」を試すようなことが起きたりします。

どんな、別れも出会いも、全部必然です。

悲しくなるのは、人ですから当然です。
耐えられないと思ったら、耐えなくていいのです。

大きく泣いたり、誰かに話したり、思う存分、その気持ちを味わえばいいのです。
それをしないで我慢をするから、「ストーカー」になったりするのです。

まとめ

この「書く」という行為は、本当にいつでも使えます。

別に悩みがなくても、電車で暇な時にスマホのメモ帳に毎日朝、書くのでもいいのです。

私は大体毎日書いています。

そのなんとなくを書くと、「自分の頭」が整理されます。

もやもやしている時には、「整理すること」が大切です。
そして、答えが出なくても、「書くこと」で本当に何を解決したらいいのか、ということがはっきりすることがあります。
そうすると、誰に相談したらいいのか、何をしたらいいのか次の行動がわかることがあります。

人に話すと楽になる、整理できる、というのもありますが、人がいなくても、自分でいつでも解決できる方法ですので、おすすめです。

本当に気が楽になったり、答えがみつかったりしますので、是非試してみてください。

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