人生

私もOK、あなたもOKが道を開く

私は起業する前、IT分野で3年のシステムエンジニア、メーカーで組み込み系エンジニア8年働いてきました。
起業して11年で事業をバイアウトし、今は大学で職員と教員を行っています。

人生をうまくあゆんでいる人を見ているとあるルールがあります。

それは対人スキルが優れているということです。(表面的なものではなく、愛がある)

私はとても不器用です。
人より理解が遅く、覚えるのも苦手です。
基本的に人より能力が低いと思っています。
だから持てる時間を使って数千冊の本を読み、人や社会を観察して経験して答えを見つけようとしています。

それでもメーカーでは認めていただき、開発だけでなくリクルーターから、技術営業として国内、海外に出張し、自分の思うように面白いように働くことができました。そして事業においても、それなりに軌道に乗せ、成果を出してきました。

そして今では事業のバイアウトし、次のことを叶えることができました。

・家庭をもちながら、欲しいものを買うことができるくらいの収入
・ストレスがあまりない状態

そのためには方法がいくつかありました。
そこで実践してきたこと、気づいたことについてお伝えします。

「I'm OK,You're OK」が道を開く

これは交流分析で出てくる4つのパターンの一つなのですが、詳しいことはおいておいて(興味のある人は交流分析の本を読んでみてください。ここでの話は私なりの解釈になります。)、この意識をもっていると、人間関係がよくなります。

私がいつも心がけていることの一つに、「I'm OK,You're OK」があります。

どういう意味かというと、「私はそのままでいい、あなたもそのままでいい」という意味です。

トラブルの大半が、

「なんでアイツは」

です。

それが、まずいのです。

だって、仕方ないじゃないですか。「アイツ」なんですから。
彼、彼女にしても、その人なりの価値観で動いています。

それなのに、「私の正義」で「アイツ」を見るから腹が立つし、思い通りにならないからストレスになります。

「I'm OK,You're not OK」がトラブルを生む

繰り返しの話になりますが、「なんでアイツは」というのは、「You're not OK」です。
要は、「私はよくできているけど、アイツはできていない」という意識です。

少し、皆さんも考えてみてください。
他人に腹が立ったり、ストレスがたまるときというのはそういう時ではないでしょうか。

なんで、「私はOK」で、「アイツはダメ」だといえるのですか。
確かに、さまざまな基準をみんなもって生きています。

何か相手が攻撃してくる、というのならば、もちろん、毅然(きぜん)として立ち向かう、もしくはほかの人に助けを求める、もしくは避ける、逃げる、などさまざまな対処は必要です。

基本は、「あなたもOK」と思うことがいいのですが、どうしても思えないのならば離れましょう。

それができないなら、関わらないようにする(もしくは場所を変える)

私も、「なんだコイツは」と思うことは時々あります(汗)
でも、その瞬間に、「いや、I'm OK,You're OK」と思うようにしています。

相手のいいなりになる必要はもちろんありません。
ただ、「こういう人なんだな」という風に理解をするということです。

「なんであの人はこうしないんだ」「なんで・・・」というのはいっぱい誰しもあります。
でも、仕方ないんです。

「あの人はあの人」ですから。

しかし、どうしてもイヤなら、場所を変えることです。
場所を変えるというのは、職場なら部署を変えてもらえるように話す、もしくは仕事を変える、など、その人から離れるようにします。

家族だと、離れたくても離れることができないなどあるでしょう。
それならば、時期が来るまでじっと待ちましょう。(自分が子供なら、高校3年生の卒業までなど)

どんな関係であれ、必ず終わりが来ます。(でも、自殺や殺人は絶対にNGです。それをするくらいなら、まず「命の電話」でも「命のSNS(似たサービスはあります)」でも、ChatGPTでも、ひとかく、誰かに相談してください。)

まとめ

この世の中は、「人間学校」です。
仕事がうまくいくとか、絵がうまくかけたとか、何かを発見したとか、きっといろいろあるでしょう。

でも、どんなことも、全部、「人」と「人」の「間」で行われます。
その時の対応、気持ち、いろいろありますが、この「人間学校」で一番大事なのは、「自分との向き合い方」「対人スキル」だけです。

生きていくために、さまざまな仕事をします。
でも、そこには必ず「人」が関わります。

決して「ゴール」のないゲームです。

楽しく歩んで行きましょう!

 

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