人生

人生「溺れそうでも泳ぎつづけなくてはならない」

私は起業する前、IT分野で3年のシステムエンジニア、メーカーで組み込み系エンジニア8年働いてきました。
今は起業して10年になります。
また、6年前から理系の大学でキャリアデザインの非常勤講師を行なっています。

人生、楽じゃない人の方が多いと思います。
うまくやっていける人、苦労しない人もいることはいます。

私も人に自慢できるくらい失敗ばかりです。
わからないことだらけだから人に聞くし、本も数千冊読んで来ています。

一つだけできていることがあるとしたら、「悔いがない」ということです。
失敗だらけですけど、人生のどのポイントにも悔いがありません。
その時その時の中で少なくともそのときのなかでの最善を尽くしたと思えるからです。

この記事を読んだ誰かの、少しでも、役に立つことができればと思います。

人生「溺れそうでも泳ぎつづけなくてはならない」

生きていれば、溺(おぼ)れているように感じるくらい苦しいこともあると思います。

その苦しみは誰にもわかりません。
わかろうとしてくれる人はいるかもしれませんが、そこから救い出してくれる人はいません。

そんなときでも泳ぎ続けるしかないのです。

泳ぐのをやめたら死んでしまいますから。

泳いでいる限り、溺れて死ぬことはありません。

泳ぐのをやめたら溺れて死にます。

方向が正しいかわからなくても進む

その方向や方法が正しいかどうかわからないから、躊躇(ちゅうちょ)するという場合もあると思います。

それでもいいんです。

バタバタもがいていれば、どこかにたどりつくかもしれません。

それが自分の望む場所かどうかはわかりません。
自分の予想もしないようなところかもしれません。

でも、もしかすると自分がベストだと思う場所かもしれません。

世の中の人間以外の生物で手を抜いて生きている生き物はいません。

あのひまわりやる気ないよね、ってありますか。
あのダンゴムシやる気ないよね、ってありますか。

みんな、一生懸命生きているじゃないですか。
人は良くも悪くも、考えすぎてしまう生き物だから、花や虫のようには生きられなくなるのかもしれません。

正しいかはわからないけど、その時に思うベストを尽くすことによって、正解か不正解かがわかります。
不正解だとわかれば道を変えればいいんです。

でも、正解か不正解かはクジを引いてみないとわからないのです。

クジを引くということが、自分なりの方法でベストを尽くすということです。
方向や方法が正しいかどうかなんてわからないからいいんです。

要領良く生きようと思っているほど要領が悪いというのはそういうことです。

でも、環境から逃げる時は逃げること

泳ぎ続けるとは同じところで同じことを繰り返せという意味ではありません。
自分がもう本当に嫌だと思う組織等ならばそこから出たらいいのです。
その組織や上司等に殺されたら元も子もありません。

人生という海において、自分なりに今できる精一杯を常に尽くすだけのことです。
道を変えた方がいいと思うのならば、後先考えずに道を変えたらいいんです。

正しいかどうかなど、どうでもいいわけです。

そもそも、しょせん、人如きがやっていることに正しいも何もないでしょう。

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