私は起業する前、IT分野で3年のシステムエンジニア、メーカーで組み込み系エンジニア8年働いてきました。
今は起業して10年になります。
私の得意な分野ではないかもしれませんが、結婚相手を見つけたいと思ってから、見つけるまでに10年はかかりましたので、気づいたことについて述べます。
それは自分のこだわっていることは何かそれをはっきりさせることです。
私はとても不器用です。
人より理解が遅く、覚えるのも苦手です。
基本的に人より能力が低いと思っています。
だから持てる時間を使って数千冊の本を読み、人や社会を観察して経験して答えを見つけようとしています。
2010年の元旦に結婚して、今は娘が一人います。
順風満帆とはいえないかもしれませんが、個人的には結構満足しています。
そして今では起業して10年ビジネスを続けてきています。
次のことを叶えることができました。
・毎日の自由時間(仕事に使う時間は一日に長くても5時間くらい。2,3時間の日も多いです。)
・家庭をもちながら、欲しいものを買うことができるくらいの収入があること
・ストレスがあまりない状態
そのためには方法がいくつかありました。
そこで実践してきたこと、気づいたことについてお伝えします。
人生「結婚相手の見つけ方は、こだわっていることを見つける」
まずは直感を大切にすることです。
理屈ではありません。確かにパソコンを買うときならば、CPUのスペックがとか、メモリーをいくつにするか、など、色々と仕様、つまり目に見える部分で選びます。
目に見える部分で選ぶのか、目に見えない部分で選ぶのかということがまずあります。
ここでいう目に見える部分というのは、外見はもちろんですが、収入、肩書き、年齢、家柄、性格などです。
収入や肩書きなどは目に見えないものですが、パソコンのスペックのようなものでいわゆる表に出ていないけれども目に見える部分だといってもいいと考えます。
もう一つ、目に見えない部分というのは直感です。
出会った時にどう感じるかという部分です。
出会ったときに感じるのか、もしかすると、出会ってから何年かしてからかもしれませんが、「いいかな」と思う、そういう直感です。
結婚相手とどこで出会うかですが、方法はいろいろあるにしても、自分が一番こだわっている部分で出会うということもありえます。
例えば、仕事に一番打ち込んでいるのであれば、職場内で出会うかもしれませんし、サークルなどを行っていて、そこでスポーツに打ち込んでいるのであれば、そこで出会うかもしれません。
または、結婚情報サービスを利用して出会うという方法もあります。
他にもマッチングアプリなどもあります。
ただ、「結婚、結婚」と言っているときには、なかなか、結婚にまで進まないのではないかと感じています。
そういう意味では、「お金」も同じですね。
「お金」「お金」とお金そのものを追いかけているときには、「お金」は寄ってきません。
「お金」はその人の信頼が連れてくるものですので、直接「お金」を得ようとするよりも、自分がなんらかの形で、人に評価されたときに、給料などなんらかの収益などの形で入ってきます。
出会って3回目が自分たちの結婚式
私の例で言えば、かつてはメーカーでサラリーマンをしていました。
妻に出会ったときも、「僕は、メーカーを辞めて、起業するからね」と出会った日に言っていました。
それを理解してくれましたので「いいかな」と思いました。
私の中でのこだわりは、「マイホームパパ」を求める人とは結婚したくないということでした。
そして、安定したメーカーをやめて、食べていけるかどうかもわからない起業をしてもいいと考えることができるかどうか、ということでした。
あと、これは何年か経って気づいたのですが、私は外見もとても気にする人でした。
つまり、面食いだということです。
それには当時自分では気づいていませんでした。
起業をしていると、どんな時にも安定というのはありません。
人は安定を求める生き物ですから、そういう人は少ないでしょう。
出会った日から付き合って、妻は地方に住んでいたので実家に帰ってしまいましたが、一か月後くらいに、電話で結婚の話をして、出会って3回目は結婚式のときでした。
こんな感じですので、結婚にいたるまで、恋愛で盛り上がってとかいうことは全くありません。
お互いにたんたんと進めた感じでした。
そもそも、出会ってすぐに結婚でしたから、お互いのことなど何もしらない状況です。
それまで私は、「結婚相手がいない」などと何度も言っていたら、母親には「この世のどこかには、もう生まれているでしょう」というアドバイス(?)を受けていました。
どこで、誰とどんなご縁があるかはわかりません。
ただ、目の前のことを一生懸命取り組んで、そして、自分が自分らしく生きていけば良いのだと思います。
職場で探すのもありでしょうし、サークルなどに入るのもありますし、さきに述べた結婚情報サービスやマッチングアプリもあります。
私はすべてそれらを行っていましたが、親戚が紹介してくれたという、ひょんな出会いから結婚になるということを体験しました。
自分磨きというより、自分がやりたいと思うことを一生懸命に取り組んで、そして出会いの場にも出るようにして気に入った相手にはアプローチをしていく、ということです。
そもそも結婚に失敗はない
どんな結婚にも本当の意味では失敗というのはないと考えます。
別に、途中で性格が合わなくなって離婚したところでそれは失敗だとは思いません。
ただ、性格などが合わなくなったというだけの話です。
だれも未来を見通すことはできないわけです。
うちも結婚して娘が産まれて10年になります。
確かに子供がいるのに離婚したらそれは子供にとってはいいことではないでしょう。
そこについてはコメントが難しいです。
ウチのマンションでも、離婚してお父さんが子供を連れて実家に帰ってきている家があります。
それを聞いて娘は、
「え?なんでお父さんについていくんだろう。私ならお母さんについていく。でも、お父さんお母さんが一緒にいる方がいいけど。」
子供は夫婦の関係というのを察知することができます。
特に小さいうちは夫婦の関係というのはとても意味を持つようです。
娘が小さい時には、夫婦の仲のイマイチ感を察知して、外に出かけた時には二人の手をつながせようとしていたことを思い出します。
いろいろあるから、夫婦なのだと思います。
ただ、子供がいるから何がなんでも離婚してはいけない、とは思いません。
どんな夫婦でも、二人の間が全く無関心になったとき、子供がある程度大きくなって判断がつくようになった時には話し合って、離婚ということもあるのかもしれません。
結婚という仕組みはそもそも太古の昔に作られたものです。
今のように、結婚して子供を産んでからの方が人生が長いなんていう時代は想定されていませんでした。
人も生物ですから、子孫を産んで育てたら死んでいくことが本来の生き物だったはずです。
お互いの学びが終わったら、別々の道を歩むというのも一つの道です。
お互いの学びが終わったかどうかは、案外わかるものです。
その人と話して面白いと思えるかどうかです。
感情的になっていたり、イライラしていたりするとまっすぐ見られませんので、そういった感情がない状態でどう感じるかです。
もともと、性格的に安定している人ならばわりと冷静に相手を見ることができますが、感情的な人はその感情にすべてをとらわれてしまいます。
感情的な人、つまり、カッとなるような人は落ち着いて考えられるようになってから相手を見るといいです。